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D5400XSシステム ストレージまわりのリムーバブル装置 [Strage]

 

じみながらも大切なストレージまわりの最後として

うちのD5400XSシステムについている

リムーバブルディスク装置です。

といっても DVD-RW の Pioneer DVR-212 です。

これまたふつうです。

strage-dvdr.JPG

SATAインタフェースということ以外は

これといって特徴はありません。

 

SATAインタフェースなのですが、

サウスブリッジのESB2-E は

ちゃんと?IDEのインタフェースをもっているので

ドライブに SATA-IDE 変換基盤をはさんで

マザーボードの D5400XS とはIDEで接続しています。

微妙にムダな気もしますが。

 

とはいえ

インストールやWindows Complete PC Backup の

コンピュータの復元で大活躍していて、

隠れた実力者です。

 

DVD-RW のうえにのっかている DDS4 のテープドライブは

Sony SDT-11000/RB です。

サーバー上がりの中古品の

Wide Ultra SCSI LVD/SE インタフェースのモデルです。

結構速いインタフェースですが、

記録する媒体がテープなので

あんまり意味ありません。

媒体は DDS なので、民生用のDATテープと見た目はおんなじです。

dds3-tape.JPG

昔ヨドバシカメラで売ってましたね。

誰が買うんだ!と思っていましたが、私が買いました。

 

しかしこのDDS-4テープ装置、

いまのD5400XSシステムではまったくいみがありません。

あえて言えば5”ベイのフタでしょうか。

 

さいきんのWindows のOSの機能ではテープ装置へのバックアップは

非対応になってしまいました。

SP1で対応を期待したのですが、

Windows Complete PC Backup が

テープに対応できないだかなんだかのわけのわからない理由で、

ただの5"ベイのフタのまんまです。

 

それにしても勝手な理由で

人の持ち物を無意味にしないでください。

ほんとに。

さらにおかしいのは

ちゃんとデバイスマネージャではテープドライブとして認識して

テープ装置のドライバまで組み込まれるところです。

Windows Vista 標準の

バックアップアプリケーションが非対応なだけです。

 

VERITAS製品とかを買えということなんでしょうか。

それならゼヒ資金提供をおねがいします。Microsoftさん。

 

Windows Vista といえば

うちでは Microsoft製品をボリュームライセンスでつかっているかんけいで

発売当初の 2006年12月からのおつきあいです。

しかし、

ほんとにOS? と疑いたくなるところが多々あります。

OSなのに頼んだ事をちゃんとやってもらえないのは困ります。

 

Windows Vista はきっと

Windows7で儲けるための布石でしょう。

きっと。

 

CLI が強化されていたりとか、微妙にいいところもあるのですが。

 

最後はストレージから話がそれてしまいましたが、

D5400XSシステムのストレージの仲間はこんなかんじです。

出はじめのSSDセットをのぞくと

定番の機器で脇をかためてあるかんじでしょうか。

 

次回は色々苦労させられた

D5400XSシステム本体のクーリングについてです。

 

 


タグ:DDS4 DVD-RW

D5400XSシステム ストレージまわりのじみなハードディスク [Strage]

 

今回は、D5400XSシステムのもうひとつのハードディスクである

Seagateさんの Cheetah をご紹介します。

といってもみためはただの3.5"ハードディスクですから

意外と紹介がむずかしい相手です。

 

うちの D5400XSシステムでつかっているのは

Cheetah 15K.5 というモデルで

スピンドルのスピードが 1分間で 1万5千回転の第5世代です。

現在の Cheetah は 15K.6 で 第6世代となっています。

むかしからずーっとある SCSI系の

 Servers and Enterprise Storage カテゴリーの

オンライン向けの製品です。

前回登場してもらった Barracuda ES は

ニアライン向けの製品で容量重視です。

 

Servers and Enterprise Storage カテゴリーの製品を

普通のデスクトップで使うのも、

電源 On Off を繰り返すという

サーバーではありえない使い方をすることになるので

製品寿命がかなりみじかくなりそうな気がします。

 

Cheetah というハードディスク、

かなり昔からあるイメージがあったので

しらべてみたところ、2000年2月24日のプレスリリースで

初代の Cheetah X15 の出荷についてのものがありました。

その当時の Intel の CPU は

Pentium III  933MHz、

FSB は 133MHz です。

それをかんがえると、

2008年のいまもスピンドルの回転数は全然変わってないですね。

もっともスピンドルのスピードだけで

データの読み書きの速さがすべて決まるわけではありませんが、

いちばんアピールしやすいところではあります。

 

実際にはこんなふうにつんでいます。

Cheetah-mount.JPG

かなりわかりずらいですが、

マザーボードの右上のケース本体に固定しています。

位置的には SSDセットの後ろです。

ハードディスク背面に熱伝導ゲルシートをつけて

ケース全体に熱を逃がすようにしています。

 

このハードディスクをデータディスク兼バックアップディスクとして

つかっています。

ハードディスクの容量は

NTFSでフォーマットするとだいたい70GBです。

男らしく?1スピンドルです。

  

SATAインタフェースの製品では

1TBの容量の製品も普通にでまわっていますが、

それにくらべるとかわいいものです。

そのうちリムーバブルメディアで

これくらいの容量のものが

フツーになるかもしれません。

 


  

こんかいは字ばかりになってしまいましたね。

実際のスピードなどは計測時のお楽しみ?としてとっておきましょう。

 

次回は、D5400XSシステムのストレージのトリとして

これまた地味なリムーバブル装置をご紹介します。

  


D5400XSシステム ストレージまわりの SSD その2 [Strage]

 

とっても軽いSSDですが、

さっそくじっさいに重さをはかってみましょう。

重さは性能にはまったく関係しませんが、

それは言いっこなしです。

 

さすがに スロベニアのフタは外しましたが

はずすのがめんどうなのでマウントごと計測です。

Mtron SSD MSD-6000 2.5" 4個セットです。

ではさっそく計測です。

MSD-w.JPG 

4つで 521g ですから、4で割ると

だいたい 130g です。

Radeon HD 2400 Pro が 120g だったので

ほぼおなじくらいです。

 

といっても相手がグラフィックカードではなんなので

HD2400Pro のように基準とするハードディスクを設定しましょう。

 

というわけで

色々ためしてみるときに

いちばんよくつかっている

Seagate Barracuda ES 320GB です。

BarracudaES-w.JPG

重さは 584g でした。 

  

SSDはだいたい5分の1くらいしかありません。

容量は10分の1くらいですが...

 

D5400XSシステムのストレージのハードディスクとして

もうひとつつかっている

SASインタフェースのハードディスク

Cheetah 15.5 73.4GB もせっかくなので計測です。

Cheetah-w.JPG

重さは 656g でした。

  

Barracuda ES にくらべて

だいたい1割重くなっています。

意外と重量差はありませんね。

 

はなしを D5400XSシステムの SSD というか

Mtron MSD-6000 にもどすと、

初物ということもあり

微妙に作りが雑な部分が見た目にも散見されます。

 

具体的には、

マニュアルとかが全くついてないとか

保障についてWebにしか書いてないとか

封印シールがズレていて意味ないとか

ありました。

意外と細かいことは気にしないようです。

かなりおおらかです。

伊達に扱いがラクなわけではないようです。

ASUS PhysX (OEM)? と話が合うかもしれません。

 

マニュアルはBOXに印刷してあるものくらいしか

いらないといえばいらないですが、

保障について制限事項とか範囲とか

もうちょっと説明してほしいものです。 

 

封印がせっかく貼ってあるのに適当というのも微妙です。

品質管理大丈夫?といらない心配をしてしまいます。

封印シールがずれているのをいいことに

のぞいてみた時の写真がこれです。

Mtron-MSD6xxx.jpg

ちなみに

 Product Specification にあるダイアグラムがこれです。

msd6000-specification.JPG

なかの写真とくらべてみると、そのまんまです。

 

まんなかに4つのディップスイッチがあり、

動かした跡がありありなのが気になります。

テストモードとかの切り替え用でしょうか。

 

実際の記録部分は汎用のSamsung製の

NAND Flash、SLC-large block の製品がならんでいます。

制御部分のロジックで勝負という

ソフトウェアの出来が雌雄を決するかもしれません。

 

SSDは今までのハードディスクメーカーだけでなく

いろいろなメーカーから発売されつつありますね。

これからいろいろなテクニックやアイディアを盛り込んだ

おもしろい製品が期待できそうです。

 

参入準備のととのった Seagateさんをはじめ

HGSTさんとかのハードディスクメーカーにも

がんばってほしいものです。

 

次回はD5400XSシステムの

もうひとつのハードディスクである

アツい Cheetah をご紹介します。

 


タグ:SSD Mtron Strage

D5400XSシステム ストレージまわりの SSD [Strage]

 

前回はストレージ周りのハードディスクコントローラー

Adaptec ASR-5805 を紹介しましたが、

今回はそのハードディスクコントローラの先にいる

ハードディスクのうち、まずは SSDからです。

 

うちの D5400XSシステムでつかっているSSDは

Mtron MSD-6000 2.5” です。

SSDの出始めのころの製品です。

ssd-box.JPG 

もともとRaid0のために2台購入して

今年の初めに在庫処分の特価品を2台追加しています。

 

相性問題など初物なトラブルも多くて

いまでもMtronさんの製品一覧には載っていますが

受注生産品

という微妙なものになっています。

なにかあったということでしょう。

 

結構 Windows Vista の再インストールとかもしていますが

幸いうちでつかっているSSDはトラブルなくうごいています。

仕事でつかっているわけではないので

絶対的な稼働時間がまだ少ないからかもしれません。

 

SSD のいいところは、

MtronさんのWebサイトに 6つかいてあります。

 

Why SSD?

1. Solution for System Bottleneck

2. No Latency

3. Performance

4. Stability

5. Power Efficiency

6. Cost-effective Mtron SSD

 

さいごの6つ目は蛇足というか、

早いとこなんとかしてほしいものです。

よっぽど電気代が高くないと

ランニングコストの低さで導入コストの高さを

おぎなうのは難しいと思いますが。

 2. も質問へのこたえとしてなんだか微妙ですね...

 

それはさておき

SSDのいちばん良いところは

2. による 3. というところがあるのですが、

いろいろいじってみた感想としては

4.のストレージとしての扱いがラクというのが

いちばんのメリットかと思います。

 

うちの D5400XSシステムには、SAS のハードディスクとして

Saegate Cheetah 15K.5

もついているのですが、

発熱と音はかなりのものです。

また、ディスクがとても速く回っているので

ハードディスク本体の固定もかなりしっかりしておく必要があります。

 

D5400XSシステム本体のケースとしてつかっている

IBM AS/400e model250 はかなり古めということもあり

ハードディスクベイがすごく頑丈に作ってあります。

オリジナルの状態の写真です。

as400e-m250.jpg

右上の 5”ベイのしたに、

ハードディスクベイがあります。

 

かなりおおきいのですが、

3.5"のハードディスクが 4つしかはいりません。

ホットスワップのためのキャリアーとセットですが...

背面に黒いファンがついていますが、

119mm x 38mm のファンです。

その大きさとくらべてみると、よくわかると思います。

 

それにくらべて

いまの D5400XSシステムの SSD はどこでもよいので

スロベニア製のフタにマウントしています。

ssd-mount.JPG

こんな東洋の島国にたどりついただけでなく

フタなのに妙なものを固定されたりして

少し気の毒な気もします。

 

かんじんの SSD は重量も軽くて、

その気になれば両面テープとかでも

まったく問題なく固定できそうです。

 

最初手にしたときに

値段の割に軽くて大丈夫?

と感じるくらい軽かったので、

次回は恒例?の体重測定をしてみることにしましょう。

 


タグ:SSD Strage

D5400XSシステム ストレージまわりのハードディスクコントローラー [Strage]

 

前回は Quad PhysX をためすという予想外の展開になりましたが、

PhysX で検索していたら、おまけで妙なものがありました。

DELL XPS 730 の2008年5月8日プレスリリースです。

http://www1.jp.dell.com/content/topics/reftopic.aspx/corp/pressoffice/2008/080508

この XPS 730 の特徴の「最新のテクノロジーを搭載 」の

二項にこんな記述があります。

 

  ・ 最新のチップセット「nForce790i Ultra SLI」と、

最新のグラフィックカード「ATI Radeon HD 3870 X2 1GB」を搭載可能。

動画やオブジェクトをリアルに再現する「PhysXTM  物理演算PCIeカード」にも対応。

 

ツッコミどころは HD 3870 X2 ではなく、

PhysX のところの PCIe の記述です。

出る出ると言われつつお流れになったと思っていた

 PCI Express x1 インタフェースの PhysX でしょうか。

今後中古や Bulkで出回るとおもしろそうです。

もうすぐGeForceを物理演算カードとして使えるようになるらしいので

微妙な製品ですが。


 

 

では、PhysX はいったんこれくらいにして、

今回からご紹介するのは、D5400XSシステムのストレージまわりです。

とてもまとも?というか微妙に特徴のないメンバーです。

メモリ以上に地味です。

 

うちのD5400XSシステムのストレージコントローラーですが、

ハードディスク系は Adaptec の ASR-5xx5シリーズから

内部 8ポートの ASR-5805 をつかっています。

D5400XS のESB2-E につまれている

 SATA インタフェースはつかっていません。

どうしようか迷ったのですが、

けっきょくRaidカードを追加してつかっています。

 

外箱はむかしからのAdaptecのBoxです。

asr-box.JPG 

下に写っている茶箱は

同時に購入したバックアップバッテリーモジュール ABM-800 です。

いかにも補修用といった風貌です。

貼ってあるシールも SSC Edition とかではなく

注意書きです。

 

このバッテリーモジュール、意外と値が張ります。

消耗品が結構いいお値段なのはどこも同じでしょうか...

abm-a.JPG

携帯用Li-IONバッテリとおなじくらいの大きさしかありませんが、

"モジュール" とついているのは伊達ではなく

立派なPCBのうらにチップもたくさんついています。

abm-b.JPG

バッテリー以外は消耗品ではないと思うのですが、

どうなんでしょうか...

 

バッテリーモジュールをつけた、ASR-5805はこんな感じです。

asr5805-a.JPG 


結局PhysX-P1のために取り外したので記念撮影です。

ブラケットには排熱のための穴がいっぱいあけてあります。

うらはこんな感じです。

asr5805-b.JPG 

この Raidカード、ASR-5805には

キャッシュとして Micron の DDR2 がつまれています。

裏の写真の真ん中あたりに張り付いているのが見えますね。

FBGA Code 、D9HNX からしらべてみると

1GB(64x16)のDDR2チップで、84-ball FBGA、

3.75ns CL=4 の DDR2-533 だそうです。

このチップを 512MBつんでいます。

スピード的にはいま一つのような気もしますが、

容量的にはいい感じです。

 

SAS WWN のステッカーがちゃんとはってありますね。

SAN とかも技術的にはすごく面白そうなのですが、

値段がはんぱでなく高くて

なにより保存するデータもそんなにないのでやれませんが。

どちらにしろ裏方さんのサーバー側のはなしですね。

機器はむろんリースでしょう。

 

この raidカード、ASR-5805 の欠点は、

ブラケットからもわかるとおり発熱はかなりあります。

ラックマウントサーバーの

景気のいいエアフローを想定していそうなかんじです。

またx8 PCI-Express インタフェースのため、

結構使えるマザーボードが制限されます。

 

性能云々より

やはり Adaptec製のストレージコントローラーというところが

ポイントでしょうか。

 

うちの D5400XSシステムでは、

このコントローラーの先に

SASインタフェースのハードディスクと

SSD をつないでいます。

 

次回はストレージのハードディスク周りをご紹介します。

 


タグ:Adaptec 5805 Raid

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