D5400XSシステム ケースまわりのクーリング [Cooling]
ぜんかい、D5400XSシステムのマザーボードまわりの
クーリングをご紹介しましたが、
サウスブリッジと nVidia 御謹製の nForce 100 を冷やす
アクティブクーラーもついていました。
見えないので忘れてました。
ごめんなさい。
AVCさんの50mmファンの 10mm厚、
スピードは LowSpeed のものがついています。
くわしくは、
6月5日のD5400XS マザーボードの感触 でご紹介していますので
そちらをごらんください。
OEM用なのか詳細なスペックはわからないままですが。
忘れていたマザーボードのファンの紹介に続いて
今回はD5400XSシステム本体ケースのクーリングについてです。
5400XSシステム本体というか
エクストリーム課長のクーリングは
すべて単純な空冷になっているのですが、
フロントのファンまわりはこんな感じになっています。
フロントについているファンはこれ一個です。
型番とかが全く見えないですね。ごめんなさいです。
つかっているファンは、DELTA FFB1212VHE です。
これまたFFBシリーズのファンです。
FFBシリーズの VHスピードのファンで、120mm x 38mm サイズです。
VH の スピードは Very High の意味だそうで、
DELTAさんのスピード表記では 11段階の下から5つ目です。
この大きさのシリーズのうちではいちばん遅い回転数のものです。
FB-DIMMとかの冷却に使っているファンは
40mmのおかげで 8,000R.P.M でしたが、
さすがに 120mm なので 3,200R.P.M です。
このファンはケースの吸気というよりは、
Raidやらグラフィックカードへのエアフローがおもな役目です。
リアパネルのまわりはこんな感じです。
もともと電源を2系統で供給することにしたために
リアパネルの真ん中あたりはジュラルミンを加工して作りなおしています。
ジュラルミンといってもアルミの仲間だろうと
なめていてとても苦労しましたが。
ファンがうえから 5つならんでいますが、
うえの 2つは PC Power&Cooling の電源にもとからついている
DELTAさんの3枚羽根、EFB0812EH です。
80mmファンの 25.5mm厚、EHスピードです。
EH の スピードは Extrnal Highの意味だそうで、
スピード表記では 11段階の下から7つ目、上から5つ目です。
とはいえ
たった?の 5,000R.P.Mで意外と肩すかしな感じですが。
この2つは純粋に電源のクーリングのためだけですので
意外とおとなしくまわっています。
ESRで温度と回転数がモニターできたと思いますが
どれくらいで回っていたかは覚えていません...
まんなかのいちばん目立つファンは
リアファン兼、CPUファンの DELTA FFB1212EHE です。
フロントのファンとおんなじでスピードが違うだけです。
電源とおなじEH の Extrnal High、
11段階の下から 7つ目、上から5つ目です。
4,000R.P.Mでフロントファンの2割増しです。
このファンはPWMに対応していて
Intelマザーではおなじみのケース用の4ピンファンヘッダ、
Auxiliary chassis fan につないでつかっています。
D5400XSのTPSでしらべてみると
このファンヘッダは 2AまでOKなので
ぎりぎりOKなのですが、12Vは別に供給しています。
San Aceの最近の製品でこのファンと同じサイズで
1,500 - 6,200RPM のPWMファンがあるのですが
それが最近微妙に気になっています。
このケースのクーリングまわりで苦労したのは
拡張カード周りのエアフローをどうするかでした。
結局、拡張カードを覆って無理やり排気する方法をとっています。
いちばん下の拡張カード周りのエアフロー用のファンは
取り外しのことをかんがえて、こんなふうにしました。
このファンのついているベース部分、
もともとは Vaio TypeX の部品だったのですが、
いまはこんなものに流用されています。
では ここでクイズです。
この金属のベース部分。
もとはTypeXの何だったでしょうか?
ぜひかんがえてみてください。
次回はこのベース部分のタネあかしと
システムを起動するとどんな感じになるかご紹介します。
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