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D5400XSシステム 物理演算カード その1 [PhysX]

 

グラフィックカードにつづいて

今回は 物理演算カードの Ageia PhysX についてです。

 

D5400XSシステムでつかっている物理演算カードは

Ageia PhysX チップをつかった

ASUSTek の PhysX P1 です。

そのまんまの名前ですね。

 

D5400XSシステムでつかっている実際のボードは

うしろの排熱ファンのかんけいで

はずすのが結構大ごとなので、今回はかわりに

ASUSTekのサイトにあるちゃんとした写真です。

20060515_PhysX_P1_GRAW_Edition_3D.jpg

   

あまりなじみのない物理演算カードです。

XYZ の 3方向の計算が得意です。

いま売っているのかどうかはわかりませんが

ASUSTek の Webサイトの特設ページにはアクセスできるようです。

結構おおきな音が出ます。

http://event.asus.com/physxcards/physx-p1/index.html

 

PhysXカードがどのようなものかは、

Impress の GameWatch がくわしいので

そちらをご覧ください。 

「西川善司の3Dゲームファンのための物理エンジン講座」

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060325/physx.htm

 

物理演算カード、すごいといえばすごいのですが

だから何?といわれると

それまでのものです。

流行りのベクトルプロセッサーのはしりですが

いかんせん早すぎて相手にされませんでした。

 

大々的に ELSA Japan があつかいをはじめましたが、

その後の投げ売りは印象的でした。

パッケージ品にはじまり、中箱だけのBulk品も結構出回りましたね。

 

げんざいの物理演算カードとはそういったものです。

 

いまは Ageia さんも nVidia の一部になり、

nVidia-PhysX という書き方がされるようになっているようです。

3Dfx の SLI が nVidia-SLI になったような感じでしょうか。

今年末にGeForceシリーズが後継になるので

PC用として物理演算専用チップを使った

最初で最後の物理演算専用カードです。

 

 

4Gamer.net の 2年前のCOMUTEXのレポートに

興味深い記事がありました。

「効果物理アクセラレーションはRadeon X1000が本命?

ATI,"Radeon 3枚差しHavok FX"の詳細を公開」

http://www.4gamer.net/news/history/2006.06/20060609232256detail.html

Radeon X1900 XTX だとPhysXより 9倍以上速い! とあります。

 

そうだったんでございますか。

 

たしかに RV580 は思い出深く

いまでもお気に入りのグラフィックカードです。

時のたつのは早いものです...

ATI もいまは Ageia と似たような状況ですね。

親元は違いますが。

 

話を物理演算カードにもどしましょう。

 

nVidia といえばマルチカードによるスケールアップですが

この物理演算カードで気になるのは、

複数枚同時に使うとどうなるんでしょうか?

1. ドライバがエラーになって全部使えない。

2. エラーにはならず、一枚のみ機能する。

3. つかった枚数分、能力が上がっていく!

      

どうなるんでしょうね。気になります。

2が本命、3が大穴といったところでしょうか。

せっかくなので

次回はPhysXの複数枚での動作をためしてみることにします。

 

 


タグ:PhysX NVIDIA 自作
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