ATI Radeon HD2400Pro 設定と3DMark Vantage

　

さっそく、かわいいが大人なグラフィックカード

 HD2400Pro を動かしてみましょう。

　

インストールしたプラットフォームの設定として

CPU や PCI-Express は定格のままでいきます。

メモリは CPU のFSBとあわせるために

ギザギザの Corsair TWIN3X2048-1800C7DFIN を使い、

XMP を有効にして 1600MHz（800MHz）7-7-7-20 で動作させます。

せっかくの XMP対応チップセットですしね。

　

OS は Windows Vista x64 SP1 です。

system64 ではなく system32 フォルダを使い続ける、イカしたOSです。

人間的には気持ち悪く、なんだかすっきりしませんが、

動作は問題ないと思います。

　

HD2400Pro のドライバは一番あたらしい

3DMark Vantage Hotfix版の 8.4 です。

　 

スクリーンショットはこんな感じです。

　

　　

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まずは DirectX10 対応グラフィックカードなので 3DMark Vantage からためします。

人気のないベンチマークソフトですが、まずはこれからです。

　

HD2400Pro には関係ないですが

3DMark Vantage 、

最初のGraphics test 1 が終わると

ATI の Ruby がすこく良くできている気がしてくる

いろんな意味で恐ろしいベンチマークソフトです。

一度ご覧になってみてください。

　

では　最初から飛ばしていきましょう。

いきなりプリセット Extreme からです。

Extreme の結果は...

　

HD2400Pro、途中退場。

　 

数分おきに画面が切り替わる紙芝居状態だったのですが

Graphics test 2 の途中で Vista が痺れを切らしてドライバをリロードしました。

エラーは Device Removed 。

いやいや、

HD2400pro を途中で引っこ抜いたりしていませんよ。私。

　

Futuremarkのサポート？ページを見てみると　

似たような FAQ がありました。

安心しました。

うちの HD2400Pro だけではないようです。

　

それじゃムリ。どうしても動かしたきゃ FLASH ON LOW FPS にチェックを入れろ。

そうですか。ためしてみましょう。

　

もしもし？

チェックを入れるとプリセットが Extreme じゃなくて Custom になるんですが。

私が試したいのは Extreme なんですよね。 結果の先頭が X のやつ。

ということは この子、

HD2400Pro ではムリってことですか...

　

　

なんだか納得がいきませんが、

High のプリセットは中途半端な感じがするので

気を取り直して Performance でためしてみることにします。

Performance の結果は...

　

またしても 途中退場。

　 

3DMark Vantage で Radeon は苦戦するとはいえ

あれほど 3DMark06 で羽振りの良かった

Radeon一族とは思えない軟弱さです。

悪いのは、頑張っている HD2400Pro にたいして

早々に見切りをつける Vista かもしれませんが...

　

しかし

スコアの算出に必要なGraphics、CPUの４テストは終わっていて

FEATURE TEST3 で途中退場となったので

このテストを実行しなければよさそうな気がします。

　

FEATURE TEST を実行しないように変更して

再チャレンジです。

結果は...　　P156 　!

 ついに完走しました。

　

スコア P156 というかなりアレな結果ですが、

なんだか妙な達成感があります。

ベンチマークで　こんなにドキドキしたのは初めてです。

　

ORBの結果へのリンクはこちらです。

http://service.futuremark.com/compare?3dmv=106464

メインの Graphics score は、114、

TEST1 にいたっては 0.09FPS ですね。

テレビの NTSC が 29.97fps ですから、333分の1、

紙芝居にもなるわけです。

HD2400Pro のほうがテレビの解像度より高いですが。

　

しかし Performance の結果をみると

HD2400Pro で Extreme がムリだったのもわかる気がします。

　 

プラットフォームは違いますが、

うちの GeForce 9800GX2 での結果はこんな感じです。

ストックでの計測です。

http://service.futuremark.com/compare?3dmv=81464

QUAD-SLI　とはいえ

HD2400Pro とは世界が違っていて

なんだか　もう、どうでもいい感じですね。

　

しかしHD2400Pro、もう少しいけるかと思っていたのですが、

DirectX10 対応なので動かすことはできるかもしれないけれど、

それが実際使いものになるかどうかは　微妙ですね。

勉強になりました。

　

かわいいだけでは　世の中渡っていけないのですね...

　

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世間の厳しさを感じたHD2400Proですが、

次回は DirectX9 で汚名返上となるかどうか　ためしてみましょう。

　

タグ：VGA RADEON HD2400 自作 ベンチマーク

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by R4 激安 (2012-04-26 03:32)