D5400XS マザーボードの感触など [Intel]
ぜんかいは電源まわりという
地味ながらいちばんのおおもとをご紹介しましたが、
今回はマザーボード D5400XS についてです。
まずはその外箱です。
いまどきの Extreme系のデザインです。
いがいとちゃんとデスクトップ向けマザーボードになっています。
大きいけれど意外と薄いです。
付属品はとくにかわったものはありませんが
マザーボードの固定ねじの位置をかくにんする型紙がついてきます。
固定するねじの本数は 11本で、意外と少ないかんじです。
マザーボードの実体というか本体はこんな感じです。
勢いで2枚購入したもののうちの一枚です。
せっかくなので DX48BT2 と記念撮影です。
エクストリーム課 課長と課長補佐です。
ノースブリッジのヒートシンクは二人とも同じものです。
D5400XS のマザーボードの第一印象は、
意外と小さい!というものでした。
サーバー系のマザーボードでは
山のようについていることの多いメモリスロットが
たったの? 4本しかありません。
デスクトップ向けマザーボードですね。
まえに D102GGC2 のときに重さをはかりましたが、
見た目よりかなりずっしりしています。
筋肉質の重さで、1.4Kg です。
マザーボードの型番のあたりはこんな感じです。
リビジョンは 01 です。
おそらく 02 になることはないでしょうね。
まとめて表示する面積が取れなかったのか、
あちこちに分散して認証マークがプリントしてあります。
日本の VCCI は左上のはしっこ、CPU のそばにあります。
ちなみに AA#はDIMMソケットのそばについています。
このマザーボード D5400XS で一番目立つのは、
サウスブリッジの ESB2-E とPCI Expressスイッチングチップ
nForce100 に覆いかぶさっている
平べったいアクティブクーラーです。
もともと D5400XS が発売される前のマザーボードでは
ふつうの ESB用のヒートシンクと
nForce100 のうえに ICH用によく似たヒートシンクがのっかています。
スライドがちいさくて、見にくいですがヒートシンクだけです。
急遽つけたのか、
TPSにもこのクーラーについて詳細は書かれていません。
ESB2-E じたいの発熱などは、Detasheet でみると
TDP 12.4W, Tcase_max 105℃ となっていて
最高温度はけっこうがんばれます。
サウスブリッジだけで考えれば、
それほど冷却に手を焼く感じではありません。
やはり、Intelでは詳細がわからなかった
nForce100 の発熱が予想より大きかったのでしょうか。
2つもありますしね。
そういえば nForce200 を 680iSLI とセットにした
780iSLI のチップセットもかなり発熱はおおきそうです。
Detasheetをみたことがないので
本当のところはわかりませんが。
TPS では PCI Expressスイッチングチップについても
ほとんどというか、まったくふれられていません。
ブロックダイアグラムにその存在がかいてあるくらいです。
nVIdia製のスイッチングチップ、nForce100 について
なにか情報が出てくるかと期待しましたが残念です。
Intelさんと nVidiaさんとの契約に
なにかあるのかもしれません。
そもそも
どこにも nVidia のなまえは出てきませんが。
とはいえ
クーラーの性能については書いておいてほしかった気がします。
SpecUpdeteに期待です。
クーラー全体の性能などはよくわかりませんでしたが、
ついているファンは、ファンヘッダの名前から
"ESB2-E and PCI Express bridge fan"と呼ぶらしいです。
そのまんまですね。
ちなみにつかわれているファンはこれです。
AVC の DN05010B12L-FAD というファンです。
50mmファンの 10mm厚、9枚羽根で
スピードは LowSpeed のようです。
風量や静圧などはわかりませんでした。
サイズは nForce 680i SLI の
リファレンスマザーのSCPについているのとおんなじです。
ただ LowSpeed なのでそれほどエアフローは
期待できないかもしれません。
どうでもいいですが
このメーカーのスピード表記、
- Super High Speed
- Ultra High Speed
- Extra High Speed
とかあるんですが、
Extraはどこにはいるんでしょうね。
もうひとつ
Extremely High Speed なるものもあるようですが、
これは一番はやそうです。
このファンのメーカーには関係ありませんが、
なぜがコネクタが別の
フロントシャシファンのところに接続されていました。
しかもうちにある 2枚ともそうでした。
そういう組み立て手順なんでしょうか?
まあ、つなぎなおせばいいだけなのですが。
左下の拡張カード周りは、
グラフィックボード用の PCI Expressスロット4本 と PCI 2本の構成で
Intel製マザーボードとして違和感のない配置です。
PCI Expressスロットを 4本ともグラフィックカードでつかおうとすると
うえから3つ目には1スロット厚のものしかつかえません。
2スロット厚のグラフィックガードは4枚つかえません。
微妙です。
SLI でグラフィックカード4枚構成はないので、
HD3870 4枚で CrossFireX しようとしない限り問題ないのですが。
拡張スロット周りには、
グラフィックカード用の補助電源の4ピンコネクタがついています。
なにげに SAMXONさんがいますね。
この補助電源コネクタ、
9800GX2 を一番下 4本目の PCI Expressスロットにつけるときに
苦労しました。
2スロット厚のグラフィックカードの場合、
クーラーがあたって補助電源がつけられません。
なんとか電源コネクタをいじってつけましたが、
結局 4本目の PCI Expressスロットも 1スロット厚のカードがおすすめ
ということになります。
そのほかでは、Intel製マザーボードとしてはなつかしい、
BIOSチップがついています。
D955XBKのころからSerial Flashのチップに変わったような気がします。
全体的にはこのマザーボード、
Intelっぽい奇をてらっていない感じで好感が持てます。
なぜか HDDのインジケータLED が青色ですが。
普通に赤でいいとおもうのですが、
TPSにもちゃんと青色とかいてあります。
こんなところでハズさなくても...
どうやら
エクストリーム課長も
宴会芸はあまり得意ではないようです。
とはいえ、
ガイコツプリントがついていないのは良いことです。
次回は D5400XS の上でうごく CPU についてご紹介します。
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