D5400XSシステム じみな仲間のメモリ [Intel]
D5400XS のなかまのうち、
CPUを最初にご紹介しましたが
今回はメモリです。
とても地味な仲間です。
D5400XS では、
IAサーバーでおなじみの FB-DIMM をつかうのが特徴です。
どうしてもこれが使いたいのではなく、
チップセット5400さんのしがらみでこれです。
うちのD5400XSシステムでは、Transcend の 2GB を 4枚つかっています。
2007年の12月ごろに購入しておいたものです。
じっさいはこんな感じでついています。
見づらいですね。
AMBチップの上につけてある
クーリングファンが目立ちます。
Corsair Dominator のような冷却フィンはなく、
地味なヒートスプレッダだけですが、
妙な存在感があります。
D5400XS のプロダクトガイドでは
クーリングファンが "Recommended"
となっています。
ちなみにノースブリッジのファンは "Optional" ですから、
発熱は推して知るべしなのでしょう。
とはいえ、
ESB2-E と PCI Express ブリッジのほうには
最初からファンがついていますが。
もともとのチップセット 5400さんのメモリの構成は、
メモリチャンネルが4つあり、
FB-DIMM 数珠つなぎで
合計 4x4 の 16枚メモリがつかえるようになっています。
このチップセットをつかっていますが、
D5400XS では各チャネル1枚なので
合計 4x1 の 4枚しかメモリがつかえません。
というか、
1チャネルあたり1枚では、数珠つなぎもあるわけもなく
単純に FB-DIMMのAMB分遅くなるだけですね。
とはいえ
せっかくの FB-DIMMだからと意地になって、
1チャネルだけで
合計 1x4 の 4枚という構成にされるよりはいいと思いますが。
レビュー記事などでも既出のように、
メモリまわりは D5400XSシステムの弱点というか
つよくないところです。
最大メモリ量は16GBで
Intel製のデスクトップ用マザーボードでみると多いとおもいます。
とはいえ苦しいメリットですね。
FB-DIMM そのものも打ち止めみたいですし。
じっさいにいままで D5400XSシステムをつかってみて
メモリが云々ということが気になったことはありませんが
きちんとスピードをはかったことはありません。
後日、
一度ちゃんとはかってみて
遅いのか、早くないのか、かくにんしておこうとおもいます。
D5400XS の場合、デスクトップ向けなのに
デュアルプロセッサー対応というところが
クローズアップされることも多いのですが、
実は一番変なのは、
対応メモリが FB-DIMM というところかもしれません。
それにしてもエクストリーム課長、
変な仲間をエクストリーム課につれてきたものです。
あきらかに浮いているというか
雰囲気違いすぎです。
本人は気にしていないかもしれませんが。
今回は地味ながらも存在感のあるメモリをご紹介しましたが、
次回は D5400XSシステムの花形である、
グラフィックカードまわりをご紹介します。
コメント 0